若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のイタリア人選手を紹介する。
マンUで鮮烈デビュー!大きな期待も…
【写真:Getty Images】
FW:フェデリコ・マケダ
現所属クラブ:パナシナイコス
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マンチェスター・ユナイテッド下部組織出身で2008年にトップチームデビューを飾ったフェデリコ・マケダは同クラブで大きな期待を背負っていた。2008年8月22日、17歳の誕生日にプロ契約を結んだ。
そして、2009年4月のアストン・ヴィラ戦にナニとの交代で途中出場。クリスティアーノ・ロナウドが同点ゴールを挙げると、ライアン・ギグスのアシストからマケダが決勝点。トップチームデビュー戦でいきなり決勝ゴールを決め、鮮烈デビューとなった。
当時、ユナイテッドを率いていたアレックス・ファーガソン氏はマケダについて「フィジカルが強く、足元が上手い」と評価していた。ファーガソン氏の期待も大きかっただろう。
だが、その期待とは裏腹にユナイテッドでは36試合の出場5得点にとどまった。年代別のイタリア代表にも選出されていたマケダだったが、A代表でのプレーは未だなし。ユナイテッド在籍時も、レンタルでクラブを転々とし、2018年からギリシャのパナシナイコスでプレーしている。
【了】