【写真:田中伸弥】
日本代表は31日、千葉県内で来月の4連戦に向けた練習を行った。
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この日から国内組がチームに合流。他のGKとともにトレーニングした権田修一を除くフィールドプレーヤーはランニングやストレッチなどの軽めの調整でリカバリーに努め、海外組より早めに初日の練習を切り上げた。
すでに約1週間にわたって合宿を行なっている海外組は、30日がリラックスメニューだったこともあって、やや負荷の高いメニューをこなした。ボール回しやGKも加わってのミニゲームなどでは小さな勝負にもこだわる、いつも通りのテンションの高さ。DF長友佑都を筆頭に練習中のコミュニケーションも多く、雰囲気は非常に明るかった。
全体練習後にはアタッカー陣がシュート練習に励む姿も。そして、ほとんどの選手がロッカールームに引き上げた後も、GK川島永嗣だけはグラウンドに残って個別メニューに取り組んだ。
川島の今回の日本代表合宿にかける思いの強さや、常により良いGKになるための成長を追求する意識の高さは際立っている。30日はリラックスメニューを他の選手たちと一緒にこなした後、1人だけGKコーチをともなって基礎練習に励んでいた。
31日の居残り練習でも、下田崇GKコーチにペナルティエリア内の至近距離からシュートを打ってもらい、際どいコースへのボールを左右に跳んでほぼ完璧に弾き出す。フィールドプレーヤーたちと一緒に行なっていたシュート練習でも、他のGKよりも数段精度の高いダイナミックなセービングを何度も見せていた。
なお、30日から別メニューとなっていたMF伊東純也は、31日も本隊から離れて個別調整。ミャンマー戦に出場以降は疲労を取ることに専念しているようだ。
日本代表は1日に次の試合が行われる札幌へ移動し、3日のジャマイカ代表戦に向けた準備を続けていく。
(取材・文:舩木渉)
【了】