【写真:Getty Images】
J1の浦和レッズは31日、デンマーク1部のFCミッティランに所属するデンマーク人DFアレクサンダー・ショルツを完全移籍で獲得することがクラブ間で合意に達したと発表した。背番号は「28」となる。
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
ショルツは1992年10月24日生まれの28歳であり、身長189cm、体重84kgと恵まれた体格を誇る。「右利きのセンターバック。リーダーシップを発揮し、ディフェンスラインをまとめるだけでなく、ドリブルや前線へのパス供給で積極的に攻撃の起点にもなる。セットプレーでの得点も期待できる」と浦和は同選手の特徴について紹介している。
「初めまして。浦和レッズでの新たなチャレンジを始められることに、とても興奮しています。浦和レッズは、素晴らしいファン・サポーターがいる、とても良いクラブだと聞いています。浦和レッズファミリーのみなさんにお会いできるのを心待ちにしています。どうぞよろしくお願いいたします」とショルツはクラブを通してコメントしている。
ショルツは過去に母国デンマークやアイスランドのクラブのほか、ベルギー1部でも5年半プレー。ロケレン、スタンダール・リエージュ、クラブ・ブルージュの3クラブでリーグ戦150試合以上に出場し、スタンダールではGK川島永嗣やFW小野裕二とチームメートだった時期もある。
ミッティランでは今季チャンピオンズリーグでグループステージ全6試合に先発フル出場。チームは4連敗の時点で敗退が決まったが、第5節アタランタ戦、第6節リバプール戦ではショルツの得点により1-1で引き分ける健闘をみせた。
U-21など各年代のデンマーク代表でもプレー。昨年11月にはA代表にも招集を受け、出場はなかったがUEFAネーションズリーグの2試合にベンチ入りしていた。
浦和には今季から同じデンマーク出身のFWキャスパー・ユンカーが加入し、J1デビューから4試合連続の計5得点を挙げるなど大活躍中。同胞の加入による相乗効果も期待することができそうだ。
【了】