リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
20位:約79億円でマンUに加入したレフティー
【写真:Getty Images】
MF:フレッジ(マンチェスター・ユナイテッド / ブラジル代表)
生年月日:1993年3月5日
市場価格:2200万ユーロ(約26.4億円)
19/20リーグ戦成績:29試合0得点0アシスト
【今シーズンのプレミアリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
母国ブラジルのインテルナシオナル下部組織出身のフレッジは2012年にトップチーム昇格。2013年にはウクライナのシャフタールへ移籍を果たす。加入初年度から出場機会を順調に積み重ね、シャフタールに欠かせない存在となる。
そしてシャフタールでの活躍が認められたフレッジは2018年6月にマンチェスター・ユナイテッドへステップアップとなった。5900万ユーロ(約79億円)という大金でユナイテッドに加入したフレッジだったが、1年目はリーグ戦17試合1得点を記録。大金に見合った活躍ができていないと批判も集めた。
2019/20シーズンのフレッジはポール・ポグバの負傷で徐々に出場機会を与えられると、オレ・グンナー・スールシャール監督の信頼も掴んだ。今季も主力として活躍し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準優勝、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。
169cmと小柄ではあるが、豊富な運動量と危険察知能力を持ち合わせる。守備に定評のあるフレッジだが、スピード、テクニック、パスの値が高い。狭いスペースでも卓越されたテクニックで打開することができる。また、パスでビルドアップにも貢献できる万能なボランチである。