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ポーランド代表躍進のカギを握る現代最強のFWロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】
ロベルト・レバンドフスキ
生年月日:1988年8月21日(32歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:29試合出場/41得点7アシスト
代表通算成績:118試合出場/66得点23アシスト
ポーランドが世界に誇る現代最強のストライカー。どこからでもゴールを奪えるシュートセンスの持ち主で、とにかくワンチャンスを逃すことがない。今季ブンデスリーガではゲルト・ミュラー氏が保持していた1シーズン最多得点記録を塗り替えるなど、最高の状態でEUROに挑む。もちろん今大会の得点王候補で、母国の上位進出はこの男のパフォーマンスに懸かっていると言えるだろう。
ダビド・コフナツキ
生年月日:1997年3月14日(24歳)
所属クラブ:デュッセルドルフ(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:27試合出場/7得点5アシスト
代表通算成績:6試合出場/1得点0アシスト
10代の頃に「ロベルト・レバンドフスキ2世」と呼ばれた存在。足元の技術とゴールへの嗅覚に長けており、身長186cmながら裏へ抜け出すスピードもある。センターフォワードというよりはセカンドストライカータイプだ。ちなみに2015年、この男はフィオレンティーナから点を奪っているのだが、その時ヴィオラを指揮していたのが現代表監督パウロ・ソウザだった。
アルカディウシュ・ミリク
生年月日:1994年2月28日(27歳)
所属クラブ:マルセイユ(フランス)
20/21リーグ戦成績:15試合出場/9得点1アシスト
代表通算成績:59試合出場/15得点16アシスト
ナポリでは構想外となってしまったが、今年1月に加入したマルセイユではさすがの存在感を誇示。半年間でリーグ戦9得点を奪っている。左足から放たれるシュートはパワフルかつ正確で、ヘディングでも強さを発揮できる点が大きな強み。ポストプレーの質も年々向上してきている。ロベルト・レバンドフスキにはもちろん注目だが、この男からも目が離せない。
カロル・ジビデルスキ
生年月日:1997年1月23日(24歳)
所属クラブ:PAOK(ギリシャ)
20/21リーグ戦成績:25試合出場/9得点7アシスト
代表通算成績:2試合出場/1得点0アシスト
2019年より所属するPAOKで好調を維持していたので、代表に「きっと呼ばれるだろう」と思っていた時期もあったようだが、イェジー・ブジェンチェク前監督からはなかなか声がかからなかった。それでも、今年3月にパウロ・ソウザ監督の下で初招集を果たすと、デビュー戦となったアンドラ代表戦でゴール。その勢いのまま、EURO本大会メンバー入りも勝ち取ることになった。
ヤクブ・シビエルチョク
生年月日:1992年12月28日(28歳)
所属クラブ:ピアスト・グリヴィツェ
20/21リーグ戦成績:23試合出場/15得点3アシスト
代表通算成績:3試合出場/0得点0アシスト
2018年3月の招集を最後に代表から遠ざかっていたが、クシシュトフ・ピョンテクの負傷によりEURO出場メンバーに名を連ねることになった。2020/21シーズンのポーランドリーグでは得点ランキング2位となる15得点を奪取。基本技術がしっかりしており、ペナルティーエリア内では常に冷静で、敵に囲まれても高い確率でシュートへ持ち込む。本番では結果を残せるか。