【写真:Getty Images】
インテルのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミは、パリ・サンジェルマン(PSG)への完全移籍の可能性が高くなったとみられている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が29日付で伝えた。
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レアル・マドリード下部組織出身のハキミは18歳でトップチームデビュー。2018年から2年間レンタルされたボルシア・ドルトムントで大きく飛躍し、昨年夏には移籍金4000万ユーロ(約53億6000万円)でインテルへと移った。
驚異的なスピードなどを武器とする攻撃的右サイドバックとしてセリエAの舞台でも躍動し、リーグ戦37試合に出場して7得点10アシストを記録。インテルにとって11年ぶりとなるスクデット獲得に大きく貢献した。
しかし、優勝を置き土産としてわずか1年でインテルを去ることになるかもしれない。PSGへの移籍に向けた交渉が「非常に進んでいる」状況であり、「ラストスパート」に入ったと報じられている。
インテルは今年夏の移籍市場で大幅な黒字を出す必要性に迫られている。そのためハキミの売却を決めたとみられており、移籍金として6000万ユーロ(約80億4000万円)近くを受け取ることになると見込まれている。
PSGがハキミを獲得したとすれば、今季ローマからレンタルしていたイタリア代表右SBのアレッサンドロ・フロレンツィの買取オプションは行使しない見通し。インテルはハキミの穴を埋めるためそのフロレンツィをローマから獲得することに関心を示しているとも報じられている。
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