【写真:Getty Images】
ポルトガルのポルトからUAEのアル・アインへレンタルされていたMF中島翔哉は、アル・アインへの再度のレンタルに向けた交渉が破談に終わったようだ。ポルトガル『SICノティシアス』が28日に伝えた。
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ポルトで出場機会を失っていた中島は今年1月、DF塩谷司も所属するUAEのクラブへレンタル移籍。だがわずか2試合に出場した時点で練習中に重傷を負い、そのまま復帰を果たすことなくシーズンを終えることになった。
移籍時の報道によれば、中島のレンタル移籍には4000万ユーロ(約53億6000万円)の買取オプションが設定されていた模様。だが報道によればアル・アインは、完全移籍ではなく再度のレンタルに向けてポルトと交渉を行っていたようだ。
今月には、アル・アインへの移籍時にポルトが中島の新型コロナウイルス検査結果を改ざんした疑いがあるとして当局による捜査が行われたと報じられた。アル・アイン側はこれを交渉の“材料”として、再レンタル費用の引き下げを図ったという。
アル・アイン側はレンタル料を300万ユーロ(約4億円)から100万ユーロ(約1億3400万円)へ、中島の給与負担額も300万ユーロから200万ユーロ(約2億6800万円)への引き下げを要求したとのこと。だがポルトはこれに応じず、交渉は破談に終わったとされている。
中島は一旦ポルトに復帰し、来季に向けたプレシーズンに参加することになると見込まれている。ポルトとの契約は2024年まで残しているが、そのまま再びポルトに残る可能性もあるのだろうか。
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