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【写真:Getty Images】
ロドリ(スペイン代表/背番号16)
生年月日:1996年6月22日(24歳)
20/21リーグ戦成績:34試合2得点2アシスト
今大会成績:10試合0得点0アシスト
ペップ・グアルディオラ監督が獲得を熱望したロドリは、その期待に応えるようにマンチェスター・シティの心臓として活躍している。ロドリがアンカーを務めることでパスワークの安定感は増し、カウンターからピンチを招くリスクは格段に減っている。
ピッチの中央から的確にボールを捌き、個性豊かな攻撃陣を活かしていく。ハイボールでも地上戦でも対人守備能力の高さは発揮され、空中戦の強さはセットプレーでも相手の脅威となる。24歳とは思えない落ち着きを持ったロドリが、大舞台でどのようなプレーを見せるのかに注目が集まる。
【写真:Getty Images】
イルカイ・ギュンドアン(ドイツ代表/背番号8)
生年月日:1990年10月24日(30歳)
20/21リーグ戦成績:28試合13得点2アシスト
今大会成績:11試合3得点1アシスト
30歳になったイルカイ・ギュンドアンは、突如としてポジティブな変化を遂げた。元々はバランス感覚に優れ、アンカーでもインサイドハーフでもプレーできるプレーメイカーだったが、今季はボックス内での活躍が光る。キャリア初となるリーグ戦2ケタ得点をマークし、フィニッシャーとしても高いクオリティを見せつけた。
18日のブライトン戦で負傷したが、既に練習には復帰している。最終節はベンチから戦況を見守ったが、大一番に向けた準備を着々と進めていることだろう。今季の最多得点者の活躍は、シティに必要不可欠だ。
【写真:Getty Images】
ベルナルド・シウバ(ポルトガル代表/背番号20)
生年月日:1994年8月10日(26歳)
20/21リーグ戦成績:26試合2得点6アシスト
今大会成績:12試合1得点2アシスト
ケビン・デ・ブライネやフィル・フォーデンなど、ポジションを争う選手は数多くいるが、重要な試合では必ずと言っていいほどベルナルド・シウバが先発メンバーに選ばれている。今季のUEFAチャンピオンズリーグでも決勝トーナメント以降は全試合に先発している。
優れたプレービジョンを持つベルナルド・シウバは、前線のすべてのポジションでプレーすることができる。デ・ブライネを最前線に置き、ベルナルド・シウバを中盤に置くこともあれば、その逆も考えられる。フォーデンを中盤に組み込み、ベルナルド・シウバをウイングで起用する可能性もあるだろう。多種多様な選択肢の中から、ペップ・グアルディオラ監督がどのような決断を下すのか。試合前から駆け引きは始まっている。