【写真:Getty Images】
カタールワールドカップ・アジア2次予選の日本代表対ミャンマー代表戦が28日に行われ、日本が10-0で勝利を収めた。FW大迫勇也はこの試合で「2試合連続ハットトリック」および「1試合5得点」という2つの快挙を達成している。
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日本代表は前半8分に南野拓実のゴールで先制。続いて22分には大迫がヘディングで追加点を挙げる。大迫は30分にPKを決めたのに続いて36分にも自身3点目を挙げ、リードを4点に広げた。
日本代表が14-0の記録的大勝を飾った3月のモンゴル代表戦でも、代表では自身初となるハットトリックを達成していた大迫。これで2試合連続のハットトリックとなった。
日本代表で2試合連続のハットトリックを達成した選手は、1997年3月の高木琢也氏以来。高木氏はフランスワールドカップ1次予選のマカオ代表戦、ネパール代表戦で各3得点を挙げていた。
不出場の試合を挟んだ場合であれば、2009年10月に岡崎慎司も2試合連続ハットトリックを達成している。2011年アジアカップ予選の香港代表戦で3得点を挙げ、その2日後に行われた国際親善試合のスコットランド戦で不出場に終わったあと、次のトーゴ代表戦で再びハットトリックを達成した。
日本代表の国際Aマッチで複数回のハットトリックを記録した選手は大迫で歴代5人目。過去には釜本邦茂氏と三浦知良(カズ)、岡崎が各3回、高木氏が2回のハットトリックを達成していた。
大迫は後半にも2点を加え、この試合実に5得点。日本代表の国際Aマッチでの1試合5得点以上は史上わずか3人目の快挙となった。
1972年には釜本氏がスリランカ戦で5得点、1997年にはカズがフランスワールドカップ1次予選のマカオ戦で歴代単独最多の1試合6得点を記録した。その他、1967年には釜本氏が6得点、1983年には木村和司氏が5得点をそれぞれフィリピン戦で記録した試合もあったが、五輪予選のためFIFAの国際Aマッチには認定されていない。
【了】