ベルギーで活躍の伊東純也に期待
ダブルボランチの一角は遠藤航でいいだろう。シュツットガルトで主力としてプレーし、今季ブンデスリーガにおける「デュエルキング」に輝いた男は、今や攻守において欠かせない存在。コンディション不良などがない限り、スタメンから外す理由は見つからない。
その相棒は守田英正。3月の韓国代表戦では遠藤とともに見事なコンビネーションを発揮し、3-0勝利に貢献するなど存在感を示した。攻撃に厚みをもたらし、守備ではバランス見ながら貢献できる同選手は、ミャンマー代表戦でもハイレベルに仕事をこなしてくれるだろう。
右サイドには伊東純也を推す。今季のベルギーリーグでは10得点12アシストの大活躍を見せており、最高の状態で日本代表に合流できたと言えるだろう。爆発的なスピードを活かした突破、そこからの仕上げのクオリティーの高さはミャンマー代表にとっても大きな脅威となること間違いなしだ。
トップ下にはフランクフルトで非凡なパフォーマンスを示し、現在トッテナム移籍が噂されている鎌田大地。そして左サイドハーフにはサウサンプトンで出場機会を増やした南野拓実を推す。
この二人は3月の韓国代表戦、そしてモンゴル代表戦の2試合で同時スタメン起用されており、ゲームの中で流動的にポジションを入れ替えるなど、確かなコンビネーションを発揮していた。今後、この形を成熟させていくという意味でも、やはりミャンマー代表戦で再び彼らの連係は見たいところである。ここが機能すれば、また大量得点を奪う可能性は高いだろう。
そしてワントップは大迫勇也だ。所属するブレーメンでは苦しい時を過ごしたが、前回シリーズで示した通り、ポストプレーの上手さは日本代表にとって大きな武器となっている。やはり欠かすことはできない。不動のエースとして、森保ジャパンを勝利へと導いてくれるはずだ。
【了】