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【写真:Getty Images】
中山雄太(PECズヴォレ / オランダ)
生年月日:1997年2月16日
日本代表通算成績:5試合出場 / 0得点
U-24日本代表にも選出されている中山雄太は、5月のミャンマー戦の日本代表メンバーに名を連ねた。U-24日本代表の方では主将を任され、森保一監督からの信頼も厚い。6月シリーズに臨むU-24日本代表に良い形で合流するためにもミャンマー戦でさらに調子を上げていきたい。
所属するズヴォレでは主に中盤の底でプレー。今季は公式戦32試合に出場2得点1アシストを記録。1年を通して主力としてプレーできたことは中山にとってもプラスだ。持ち前の守備力を武器にA代表でも定着を狙いたい。
中山はズヴォレでも左サイドバックでプレーする機会もあり、10月、11月の代表戦では左サイドバックで光るプレーを見せていた。センターバックでもプレーでき、ユーティリティ性も非常に評価されている。東京五輪での金メダル、代表定着に向けて質の高いプレーを見せて欲しい。
【写真:Getty Images】
吉田麻也(サンプドリア / イタリア)
生年月日:1988年8月24日
日本代表通算成績:106試合11得点
A代表の主将である吉田麻也はミャンマー戦後にU-24日本代表に合流する。金メダルを目指す東京五輪世代に良い状態で合流したいと考えているだろう。ミャンマー戦で勝利を収め、残りの試合を他の選手たちに託したい。
吉田は東京五輪にオーバーエイジ(OA:25歳以上)枠で出場することになれば、3大会目となる。現在、吉田は五輪通算7試合の出場となっており、6試合に出場することになれば、23歳以下に年齢制限された92年のバルセロナ五輪以降では最多出場記録となる。五輪の歴史に名を残せるか注目だ。
所属するサンプドリアではCBの主力に定着。今季は公式戦34試合に出場1得点2アシストを記録した。代表ではそのリーダーシップでチームを牽引する。
【写真:Getty Images】
板倉滉(フローニンゲン / オランダ)
生年月日:1997年1月27日
日本代表通算成績:4試合0得点
板倉滉は所属するフローニンゲンで今季全試合フル出場という鉄人ぶりを発揮した。オランダ初ゴールも決め、海外で活躍している日本人選手の一人だ。フローニンゲンはレンタル移籍となっているため、マンチェスター・シティでのプレーか5大リーグのクラブなどに移籍するためにも良いプレーを見せたいところだ。
クラブではCBとしてプレーする板倉だが、ボランチでもプレーできユーティリティ性がある。186cmという身長を活かしたセットプレーでの強さや対人の強さに定評がある。
また、3月のU-24アルゼンチン代表戦では2ゴールを決め、最近は決定力にも磨きをかけてきた。良い状態でU-24日本代表に合流するためにも、ミャンマー戦は非常に重要になってくるだろう。”鉄人”板倉の活躍に期待だ。
【写真:Getty Images】
酒井宏樹(マルセイユ / フランス)
生年月日:1990年4月12日
日本代表通算成績:64試合1得点
オーバーエイジ(OA:25歳以上)枠でU-24日本代表に選出された酒井宏樹はミャンマー戦後にA代表を離れる。今ではすっかり右サイドバックに定着した酒井もそろそろベテランの域に達してくる。U-24日本代表だけでなく、A代表でもベテラン組としてチームを引っ張ってほしい。
酒井は5月24日に2016年から在籍するマルセイユを退団することを発表。日本行きなどが噂される。酒井を久しぶりにJリーグで見られるのを楽しみにしているファンは少なくないだろう。
今季はマルセイユで公式戦38試合に出場。リーグ戦ではパリ・サンジェルマン(PSG)戦の勝利に貢献。ネイマールやアンヘル・ディ・マリアなどを抑える働きを見せた。さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場し、マンチェスター・シティやポルトなどと対戦した経験は本人にとっても非常に大きいだろう。今回のミャンマー戦でも、U-24日本代表でもチームを牽引してほしい。