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世界最高のボランチは誰だ? サッカー選手守備的MF能力値ランキング11位~15位。年間10ゴールの攻撃力を持つ男とは?(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:守備的MFなのに10得点! モイーズサッカーの核となる男

ソーチェク21
【写真:Getty Images】



MF:トマシュ・ソーチェク(ウェストハム)
生年月日:1995年2月27日(26歳)
市場価値:4000万ユーロ(約48億円)
19/20リーグ戦成績:17試合8得点3アシスト(スラヴィア・プラハ)
13試合3得点0アシスト(ウェストハム)

 20/21シーズン、ウェストハムはプレミアリーグで6位に入った。終盤戦までトップ4争いを繰り広げた好調なシーズンを支えたのは、2020年1月に加入したトマシュ・ソーチェク。守備的MFでプレーしているにもかかわらず、ミカエル・アントニオに並ぶチーム最多タイの10得点をマークする活躍を見せた。イングランド代表のデクラン・ライスとのダブルボランチは、ウェストハムの生命線ともいえるポジションとなっている。

 190cmを超える体格を活かしたプレーが特徴で、懐の深いボール運びや、高いボール奪取能力を見せる。ボックスからボックスへ走り、クロスボールに対しては積極的に飛び込んでいく。「空中戦」にも強く、セットプレーではターゲットとしてフィニッシュ役を担う。

 大柄ではあるが足下の技術も低くなく、攻撃の組み立てにも参加する。ビルドアップからクロスのターゲットまで貢献でき、守備でもDFラインとともにクロスを跳ね返す役割を担うことができる。圧倒的なフィジカルで違いを生むボックス・トゥ・ボックスのMFは、デイビッド・モイーズ監督が作るチームの核となっている。

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