【写真:Getty Images】
ボローニャの日本代表DF冨安健洋に同じイタリアのアタランタが関心を示し、獲得に向けた交渉を開始しているという。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が26日に伝えている。
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過去2年間ボローニャでレギュラーとして活躍し、イタリアのメディアやファンからも高い評価を得ている冨安。国内外から複数の有力クラブが関心を示しているとも報じられてきたが、その移籍先はイタリアで近年大躍進を遂げているクラブとなる可能性もあるのかもしれない。
昨年12月に行われたボローニャ対アタランタ戦では、冨安はシーズン初ゴールを記録するなどの活躍でドローに貢献した。この試合で強烈な印象を受けたこともあり、アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は冨安に注目し続けてきたとみられている。
アタランタからはガンビア代表FWムサ・バロウがボローニャへレンタルされており、過去1年半でリーグ戦17得点を挙げるなど主力として活躍。ボローニャは完全移籍での獲得を望んでおり、冨安の移籍と合わせて両クラブ間で交渉が行われる可能性もあると見込まれている。
ボローニャがバロウを獲得するためには、6月30日までに約1500万ユーロ(約20億円)をアタランタに支払うことが必要。この金額を冨安の移籍金から差し引くか、あるいは独立した別の取引として両選手の交渉が行われることもあり得ると伊紙は伝えている。
いわゆるビッグクラブではないアタランタだが近年の躍進著しく、昨季はチャンピオンズリーグ(CL)初出場で準々決勝進出を果たし、今季も2年連続で決勝トーナメントへ進んだ。今季セリエAも3位で終え、来季のCL出場権を獲得している。超攻撃的サッカーを特徴とするこのチームで冨安がプレーする可能性もあるのだろうか。
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