来季に向けた新監督を探しているトッテナムに、現役時代に同クラブで活躍したユルゲン・クリンスマン氏が復帰する可能性もあるのかもしれない。本人は乗り気な様子を見せている。

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　トッテナムはジョゼ・モウリーニョ前監督を4月に解任し、ライアン・メイソン氏が暫定監督としてチームを指揮。来季に向けて新たな正式監督を探しているが、候補に挙がったユリアン・ナーゲルスマン氏やハンジ・フリック氏らはそれぞれ新たなチームが決定し、依然として来季の指揮官を確定することができていない。

　そういった状況の中、現役時代にトッテナムで活躍したクリンスマン氏が古巣の新監督候補に名乗りを挙げた。英『スカイ・スポーツ』のインタビューに答え、オファーがあれば応じる姿勢を見せている。

「いつでも電話してきてくれて構わない。スパーズならいつでも考える。人生の中で最高の時間を過ごした場所だった。ドイツ代表やアメリカ代表を率いることになるとも考えていなかったし、何が起こるかは分からない」とクリンスマン氏は語った。

　ドイツ代表とアメリカ代表のほか、バイエルン・ミュンヘン、ヘルタ・ベルリンでも監督を務めたクリンスマン氏。日本代表の監督候補に挙げられたこともあるドイツ人指揮官は、今年2月にヘルタの監督を就任から2ヶ月半で辞任して現在フリーとなっている。

　トッテナムの新監督候補としては他に、パリ・サンジェルマン退任が噂されるマウリシオ・ポチェッティーノ監督の電撃復帰や、インテルとの契約解除の可能性が報じられるアントニオ・コンテ監督なども取りざたされている。

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