【写真:Getty Images】
インテルを11年ぶりのセリエA優勝に導いたアントニオ・コンテ監督だが、今季限りでクラブを去る可能性が高くなったとみられている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が26日に伝えた。
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インテルは2020/21シーズンのセリエAを2位ミランと勝ち点12差の首位で終了。コンテ監督の古巣であるユベントスの連覇を9で止めるとともに、インテルにとっては2010年の“3冠”以来となるスクデットを手に入れた。
だが伊紙によれば、コンテ監督はタイトルを置き土産にインテルを離れることが濃厚になったという。友好的な形での契約解除が見込まれ、「48時間以内」に正式発表が行われる見通しであるとも伝えられている。
退任の理由とされているのは来季以降の補強方針をめぐるクラブとの食い違い。クラブ側は経済危機の中で出費を引き締め、移籍市場で黒字を目指すとともに選手人件費を抑制することを希望しているが、2年前の就任時に「成長」を約束されていたコンテ監督はその方向性に同意できないとみられている。
退任が決まれば、来季の新監督候補として関心を抱く有力クラブも少なくないかもしれない。スペインメディアではレアル・マドリード、英国メディアではトッテナムがコンテ監督の招へいを試みる可能性があると報じられている。
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