【写真:Getty Images】
日本代表MF堂安律は、アルミニア・ビーレフェルトのブンデスリーガ1部残留に大きな貢献を果たした。だが金銭面でのクラブの事情もあり、完全移籍への移行は必ずしも容易ではないとの見通しも伝えられている。
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堂安はオランダの強豪PSVからのレンタルでビーレフェルトに加入。リーグ戦全34試合に出場し、チーム最多の5得点を挙げるなどビーレフェルトにとって欠かせない存在として1年間を過ごした。
レンタル契約には買取オプションが設定されており、ビーレフェルトとしては堂安を来季以降も引き留めることを熱望しているようだ。だがサミル・アラビSD(スポーツディレクター)は、クラブの苦しい台所事情にも言及している。
アラビSDはオプションとして設定された移籍金が500万ユーロ(約6億6700万円)弱であることを明かしつつ、「給与も合わせれば我々の(人件費)予算の20%から30%になる」とコメント。ビーレフェルトにとっては非常に大きな出費であることを認めている。
独誌『キッカー』は、「外部の助けがなければクラブにとって非常に厳しい。だが、例えば移籍金引き下げやレンタル延長の再交渉を行うことも可能かもしれない」と見通しを示した。一方オランダ『BD』は、ビーレフェルトがPSVから堂安を獲得するためには「スポンサーを見つける必要がある」と伝えている。
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