【写真:Getty Images】
スペイン代表のルイス・エンリケ監督は、夏に開催されるユーロ2020本大会に向けた招集メンバー24名を24日に発表した。レアル・マドリードからは“招集ゼロ”という異例の事態となっている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
スペインを代表するビッグクラブのひとつであるマドリーは、これまでスペイン代表に数多くの選手を送り込んできた。だが所属選手の負傷なども影響し、主要国際大会に臨む自国の代表チームに一人も選ばれないという珍しい状況となった。
DFセルヒオ・ラモスやDFダニ・カルバハルは負傷も影響して選ばれず、DFナチョやMFマルコ・アセンシオらも選外。「カルバハルやラモスはプレーできればメンバー入りしていたかもしれない」とエンリケ監督はコメントしている。
スペイン代表の長い歴史の中でも、ワールドカップやEUROの本大会にマドリーの選手抜きで臨むのは史上初。直近でも2018年ワールドカップには6人、EURO2016には2人がメンバー入りするなど、一人もいないという大会は過去になかった。
スペイン紙『マルカ』によれば、スペイン代表にマドリーの選手が最も少なかった主要国際大会は1950年ブラジルワールドカップ。MFルイス・モロウニーが唯一のマドリー所属選手だった。
マドリーの宿敵バルセロナからは3人が選ばれているが、“最大勢力”はマンチェスター・シティの4人。イングランドのクラブに所属する選手が10人選出され、スペインクラブの所属選手と同数となった。
【了】