【写真:Getty Images】
ドイツ2部ハノーファーに所属する日本代表MF原口元気は、今季限りで同クラブを退団することを表明した。移籍先としていくつかのブンデスリーガ1部クラブが噂されている。
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ブンデスリーガ2部の2020/21シーズンは現地時間23日に最終節となる第34節が行われて全日程を終了。原口とDF室屋成が所属するハノーファーはニュルンベルクに1-2で敗れ、目標としていた1部復帰からは程遠い13位でシーズンを終えた。
原口は最終節の試合後に、クラブ公式テレビで退団を表明。「ブンデスリーガ(1部)でもう一度プレーします。それがハノーファーを離れる理由です」と述べ、3年間在籍したクラブへの感謝の思いを表しながらも別れを告げた。
原口は今季のハノーファーでリーグ戦34試合全てに先発出場し、欧州では自己最多の9得点を挙げるなど主力として活躍。ドイツメディアでも高い評価を受けたが、チームは来季も2部で戦うことになり、“個人昇格”を決断したようだ。
地元メディア『Sportbuzzer』は原口獲得への関心が噂されるクラブとして、遠藤渓太の所属するウニオン・ベルリンや、古巣のヘルタ・ベルリン、ケルンを挙げている。ただしケルンは入れ替え戦を戦うため、2部降格の可能性が残っている。降格の決まったシャルケや、サウサンプトン、ヘタフェなども新天地候補だったとされているが、「ブンデスリーガでプレーする」という本人の言葉によれば移籍先からは除外されることになる。
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