【写真:Getty Images】
日本代表は、今月下旬に行われるFIFAワールドカップカタール2022・アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選のミャンマー代表戦に向けた合宿を24日より開始した。FW浅野拓磨が自身の現状や代表チームの活動に向けた見通しを語っている。
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浅野は今月2日にセルビアのパルチザン・ベオグラードとの契約を解除して退団したことを発表。新たな所属クラブは決定しておらず、「無所属」という状態での異例の日本代表招集となった。
パルチザンとの契約解除については「自分からメディアの方に(発表を)出させてもらったとおり、チームと給料の部分で問題があって。僕自身も色々悩んだ結果ではありましたけど、チームとの間でそういう問題があったので」と浅野は振り返る。退団を発表した2日の時点ではすでに日本に帰国しており、その後は自主隔離も行いつつ個人トレーニングを続けていたとのことだ。
「こういう状況はなかなかないことで、戸惑っている方も多くいると思いますけど、僕自身はあまりそこは気にしていないというか。自分の次のキャリアに向けても今回の代表は大事な活動になると思っているので、まずは1試合1試合全力で戦うこと。次のことに関してはまだ何も決まっていないですけど、早く良いスタートが切れるように決めていければと思います」と浅野は続けた。
移籍先については欧州メディアなどで様々な噂もあるが、浅野は目標として改めて「5大リーグ」復帰を見据えていることも認めている。「セルビアに移籍を決めた時から、次のステップとして5大リーグに戻ってプレーするのがひとつの目標でもあったし、その先に次のワールドカップに絶対に出るというのが次にある目標なので。自分の決断や選択が全てそこに向かっていると思っていただければいいと思います」
パルチザンで最後に試合に出場したのは4月29日であり、約1ヶ月の空白期間を経てミャンマー戦に臨むことになる。「試合の感覚などは取り戻していかなければいけないと思っていますけど、コンディションの部分ではそこまで問題はないかなと自分では思っています」と自身の状態については語っている。
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