【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのシーズン最終節となる第34節の各試合が現地時間22日に行われた。アルミニア・ビーレフェルトの日本代表MF堂安律は最終節に先発出場したことで、今季のリーグ戦全34試合に出場したことになった。
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ビーレフェルトの最終節はアウェイでのシュトゥットガルト戦。奥川雅也とともに先発で出場した堂安はチームの2点目となるゴールを挙げ、1部残留を決定する2-0の勝利に貢献した。
堂安は今季のリーグ戦全34試合に出場し、そのうち33試合が先発出場。監督交代後の初戦となった第24節のウニオン・ベルリン戦のみ交代出場だったが、不動のレギュラーとして戦い続けた。
データサイト『Transfermarkt』などによれば、ブンデスリーガ1部でシーズン全試合に出場した日本人選手はわずか2人目。1982/83シーズンに、ブンデスリーガ初の日本人選手である奥寺康彦氏がブレーメンで全34試合に出場したのが過去唯一の例だった。
2000年代以降にドイツでプレーする日本人選手は増えたが、シーズン全試合に出場した選手は無し。乾貴士、岡崎慎司、細貝萌、清武弘嗣、長谷部誠、酒井高徳はそれぞれ「33試合」に出場したシーズンはあったものの、1試合を欠場していた。
今季はシュトゥットガルトの遠藤航も開幕から33試合全てに出場していたが、最終節は警告累積で出場停止となり全試合出場ならず。だが33試合中31試合にフル出場していた遠藤はプレー時間の合計では堂安を約170分上回っている。
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