【写真:Getty Images】
【レアル・マドリード 2-1 ビジャレアル ラ・リーガ第38節】
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ラ・リーガ第38節、レアル・マドリード対ビジャレアルが現地時間22日にエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで行われた。この試合では、あのベテラン選手がスーパーなゴールを叩き込んでいる。
首位アトレティコ・マドリードと勝ち点差「2」で今季最終節を迎えたマドリー。連覇のためには勝利が必須条件だったが、20分にビジャレアルに先制点を与えてしまう。ボックス内でアルバロ・オドリオソラがジェレミー・ピノに交わされ、そのままゴールへ流し込まれた。
その後マドリーはチャンスを作るものの、なかなかゴールネットを揺らせない状況が続く。結局0-1のまま、時計の針は85分を超えることになった。
しかし87分、先日フランス代表復帰を果たしたカリム・ベンゼマがゴールを奪い同点に。さらにアディショナルタイム、ルカ・モドリッチが点をあげ、終盤でビジャレアルからリードを奪うことに成功した。試合はこのまま2-1で終了している。
逆転弾を生んだモドリッチのプレーは圧巻だった。ベンゼマのフワッとしたクロスを冷静に胸トラップし良い位置へボールを置く。そして最後は利き足ではない左足で見事なボレーシュートを放った。ボールはGKの手に触れられることなく、ゴール左上隅に突き刺さっている。
アトレティコがバジャドリーに勝利したため優勝とはならなかったマドリーだが、勝利でシーズンを締めることができた。その立役者となったモドリッチはデータサイト『Who Scored』内でMOMに輝いている。文句ないだろう。
2018年にバロンドールを受賞したモドリッチももう35歳。サッカー選手としてはベテランでパフォーマンスレベルを維持することも難しくなってくる年齢だが、クロアチア代表MFは前例にない過密日程の中でも継続して稼働し、マドリー加入後最多となるリーグ戦35試合に出場。さらに、欧州5大リーグにおいては自身キャリアハイとなるリーグ戦5得点を記録することになった。
世界トップクラスのクラブでこれだけのパフォーマンスを、それも35歳という年齢でシーズン通して披露できる。やはりモドリッチはサッカー史に残る最高のMFと言えるだろう。背番号10がいなければ、マドリーは最後まで優勝争いに絡むことができなかったかもしれない。
【動画】モドリッチのゴールが半端ない! レアル・マドリード対ビジャレアル ハイライト視聴方法:『YouTubeで見る』をクリック
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