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レバンドフスキ、最終節で”爆撃機”を超える!驚異の決定力で41ゴール…大記録更新の瞬間がこれだ

text by 編集部 photo by Getty Images

ロベルト・レバンドフスキ
【写真:Getty Images】

【バイエルン・ミュンヘン 5-2 アウクスブルク ブンデスリーガ第34節】

 バイエルン・ミュンヘンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが今季リーグ戦41ゴール目を決め、”爆撃機”の異名を持つゲルト・ミュラー氏の大記録を更新した。

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 すでに今季のブンデスリーガ優勝を決めているバイエルンは開始9分にオウンゴールで先制に成功。その後も得点を重ね、前半は4-0で折り返す。試合は完全に決まってしまうが、レバンドフスキの記録達成に期待がかかる。だが、アウクスブルクが67分と71分にゴールを決め、バイエルンは2点差に詰め寄られる。

 このまま試合終了かと思われた試合終了間際、ついにレバンドフスキのゴールが生まれる。ハビ・マルティネスの右からのクロスはニアで跳ね返されるが、こぼれ球を拾ったレロイ・ザネが左足で強烈なシュート。こぼれ球をレバンドフスキが拾い、ゴールに流し込んだ。

 この瞬間、レバンドフスキがリーグ戦のゴール数を41に伸ばす。そして、1971/72シーズンにミュラー氏が記録したブンデスリーガのシーズン最多得点記録を更新。試合はこれで終了し、最終節の最後の最後で歴史的な瞬間が生まれた。

 更新不可能と思われていた大記録だが、レバンドフスキが塗り替えて見せた。レバンドフスキは今季の開幕戦でゴールを決めると、第3節のヘルタ・ベルリン戦で4ゴール、第5節のフランクフルト戦で3ゴールを決め、ヘルタ戦から第7節のドルトムント戦まで出場した4試合で連続ゴール。その4試合でなんと10ゴールを決めている。

 その後、ゴールを量産してきたレバンドフスキは第26節のシュトゥットガルト戦でハットトリックを達成。この辺りから記録が現実味を帯びてきた。終わってみれば、レバンドフスキは出場した29試合で無得点だったのはわずか4試合のみ。驚異の決定力で歴史に名を刻むことになった。


【動画】レバンドフスキが爆撃機の記録を更新した瞬間がこれだ

参照元:YouTube

【了】

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