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日本代表 4年前

サッカー日本代表、最新招集メンバー全紹介(MF編)。所属クラブでの現状とパフォーマンスも総チェック

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ウィング(2)

原口元気
【写真:Getty Images】

原口元気(はらぐち・げんき)
所属クラブ:ハノーファー/ドイツ
20/21リーグ戦成績:33試合9得点7アシスト
代表通算成績:57試合11得点

 ドイツ2部のハノーファーで背番号10を背負う原口元気は、チームの中心選手として活躍。今季はここまでリーグ戦33試合に出場9得点を記録。代表では左サイドを担うことが多いが、チームではトップ下として攻撃陣を牽引している。

 原口は2018年からハノーファーでプレーしているが、今季限りで契約が満了となる。この背番号10にはドイツ1部の複数クラブが興味を示していると伝えられていて、ハノーファーを退団することが決定的となっている。来年にはワールドカップも控えているため、ここでの選択が重要になってくるだろう。

 前回の代表戦では所属するハノーファーで新型コロナウイルス陽性者が確認されたため、原口の招集は見送られた。同選手にとっては今年初の代表戦となる。昨年11月以来の代表戦で結果を残すことができるだろうか。

三好康児
【写真:Getty Images】

三好康児(みよし・こうじ)
所属クラブ:アントワープ/ベルギー
20/21リーグ戦成績:18試合2得点1アシスト
代表通算成績:5試合2得点

 今季はアントワープで開幕から3試合出番がなかった三好康児だったが、徐々に出場機会が増えると第8節で今季初ゴールを記録。レギュラーを掴んだかと思われたが、昨年1月に新型コロナウイルス陽性が発表される。その後は出番がない日々が続いた。

 結局、三好は今季ここまで公式戦32試合3得点2アシストを記録。今季は何と言っても、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でトッテナムと対戦できたことが大きい。欧州のトップレベルを体感できたことは三好にとっても大きな経験になっただろう。

 前回の代表戦はU-24日本代表の活動に参加した三好は、U-24アルゼンチン代表との第1戦に先発出場。第2戦は途中出場を果たしている。今回はミャンマー戦の後にU-24日本代表の活動に参加することになるが、東京五輪でのプレーへ向けてA代表でもしっかりアピールしておきたいところだ。

遠藤渓太
【写真:Getty Images】

遠藤渓太(えんどう・けいた)
所属クラブ:ウニオン・ベルリン/ドイ
20/21リーグ戦成績:15試合1得点
代表通算成績:2試合0得点

 横浜F・マリノスでの活躍が認められ、ドイツ1部のウニオン・ベルリンへレンタル移籍した遠藤渓太だったが、欧州1年目は悔しいシーズンとなった。サイドアタッカーとして期待されていたが、開幕前の怪我なども響き今季ここまでリーグ戦15試合の出場となっている。

 初先発となった昨年11月のアルミニア・ビーレフェルト戦で移籍後初ゴールを決めた遠藤だったが、前半に負傷交代。開始3分に初ゴールを決めたが、20分には負傷交代となってしまった。その後復帰した遠藤だったが、出番なしの試合が多くなった。

 ウニオンが買い取りオプションを行使し完全移籍となったが、遠藤自身は納得のいくシーズンを過ごしたとは思っていないはずだ。ミャンマー戦の後にU-24日本代表へ合流することになるが、ドイツ1年目の悔しさを代表戦で晴らして欲しい。

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