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日本代表 4年前

サッカー日本代表、最新招集メンバー全紹介(MF編)。所属クラブでの現状とパフォーマンスも総チェック

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ウィング(1)

久保建英
【写真:Getty Images】

久保建英(くぼ・たけふさ)
所属クラブ:ヘタフェ/スペイン
20/21リーグ戦成績:13試合0得点(ビジャレアル)、17試合1得点1アシスト(ヘタフェ)
代表通算成績:11試合0得点

 16日に行われた第37節レバンテ戦で待望の今季リーグ戦初ゴールを決めた久保建英が、日本代表へ良い状態で合流してくれることを望みたい。ミャンマー戦の後はU-24日本代表に合流することになるが、日本のファンは久保がA代表初ゴールを決める姿を待ち望んでいる。

 久保は今季前半戦にレンタル移籍でビジャレアルでプレーしていたが、出場時間が短くレンタル契約を解除。後半戦はヘタフェに加入となった。ヘタフェ加入直後は出場時間も多かったが、徐々に出番が減ってくる。それでも、37節のゴールは自身の価値を証明した一撃と言っていいだろう。代表戦、そして来季の活躍に期待ができるゴールかもしれない。

 今回はU-24日本代表に合流するため、久保はミャンマー戦でどれだけ出場できるか分からないが、出場すればA代表初ゴールに期待がかかる。注目度が高い選手だけに、早めにA代表初ゴールを決めたいところだ。ゴールという結果で森保一監督にアピールして欲しい。

伊東純也
【写真:Getty Images】

伊東純也(いとう・じゅんや)
所属クラブ:ヘンク/ベルギー
20/21リーグ戦成績:32試合10得点12アシスト
代表通算成績:22試合4得点

 伊東純也は、もはや日本代表の右サイドのレギュラーと言ってもいいだろう。ベルギーで大活躍の日本のスピードスターは欧州5大リーグのクラブで戦える実力は十分にある。そろそろステップアップしたいところだろう。

 伊東は今季レギュラーシーズンで32試合10得点、12アシストを記録。2桁得点、2桁アシストとキャリアハイの数字を叩き出した。持ち味のスピードを活かしたサイド突破を武器に得点とアシストを積み重ねてきた。ベルギーでの調子を維持したまま、日本代表戦に臨んで欲しい。

 代表の右サイドは久保建英や堂安律、古橋亨梧や三好康児など伊東のライバルは多い。それでも代表で結果を残していることから、森保一監督からの信頼も厚く現時点では右サイドのファーストチョイスと言える。今回の代表戦でもサイドから多くのチャンスを作って欲しい。

堂安律
【写真:Getty Images】

堂安律(どうあん・りつ)
所属クラブ:ビーレフェルト/ドイツ
20/21リーグ戦成績:33試合4得点3アシスト
代表通算成績:20試合3得点

 2019年8月にフローニンゲンからオランダの名門PSVへ完全移籍した堂安律だったが、昨季はリーグ戦21試合3得点を記録。昨季の後半戦は出場機会が減っていた。そして、今季はレンタルでの加入でドイツのアルミニア・ビーレフェルトでプレーしている。

 堂安はブンデスリーガ1年目であるが、ここまで全試合に出場。完全にチームの主力に定着した。昨年10月に行われた第4節のバイエルン・ミュンヘン戦でドイツ初ゴールを決め、注目を集めた。

 前回のU-24アルゼンチン代表戦は直前の試合で軽度の脳震盪により辞退した堂安。それだけにミャンマー戦での日本代表、そしてU-24日本代表の活動を楽しみにしていたに違いない。東京五輪の代表入りだけでなく、昨年10月以来のA代表の活動で定着へアピールして欲しい。

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