守備的MF(2)
【写真:Getty Images】
板倉滉(いたくら・こう)
所属クラブ:フローニンヘン/オランダ
20/21リーグ戦成績:34試合1得点1アシスト
代表通算成績:4試合0得点
今季のエールディビジで全試合にフル出場したフィールドプレイヤーは2人のみだったが、そのうちの一人が板倉滉だった。今季は所属するフローニンゲンで全試合にフル出場する鉄人っぷりを見せた。
それだけでなく、今季は1ゴールを決めオランダ初ゴールを記録。前回のU-24アルゼンチン代表戦では2ゴールを決める活躍で日本の勝利に貢献した。オランダに渡り、さらに攻撃への意識が増してきた。
所属するフローニンゲンでは主にCBでプレーするが、元々はボランチの選手。前回のU-24アルゼンチン代表戦ではボランチとして出場し、2ゴールを記録した。CBでも、ボランチでもプレーできるユーティリティ性が魅力的である。
【写真:Getty Images】
橋本拳人(はしもと・けんと)
所属クラブ:ロストフ/ロシア
20/21リーグ戦成績:19試合6得点1アシスト
代表通算成績:9試合0得点
昨年7月にFC東京からロシア1部のロストフに移籍した橋本拳人は今季、攻撃的センスを発揮した。開幕戦でデビューを飾ると、第4節で移籍後初ゴールを記録。次節もゴールを決め、2試合連続ゴールとなった。
橋本は途中怪我で離脱したが、ロシア移籍初年度でリーグ戦19試合に出場6得点1アシストを記録。橋本は初の海外挑戦でゴールという分かりやすい結果を残し、ダイナミックさが増したようにも思える。
海外選手と対戦することで持ち前の守備もレベルアップ。海外選手に負けないフィジカルを身につけ守備ではその能力を発揮できる。今回の代表戦では攻守両面に貢献する橋本を見たい。