【写真:Getty Images】
オランダ1部フローニンゲンで2020/21シーズンを終えた日本代表DF板倉滉は、地元メディア『RTVノールト』によるチーム年間ベストプレーヤーに選出された。21日付で発表が行われている。
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マンチェスター・シティからのレンタルでフローニンゲンに在籍していた板倉は、今季エールディビジで不動のレギュラーとして活躍。フィールドプレーヤーではリーグ全体でわずか2人のみとなる全試合フルタイム出場を達成し、チームの守備を支え続けた。
地元メディアのユーザー投票をポイント化したランキングで、板倉はチーム最多の97ポイントを獲得。72ポイントのGKセルジオ・パットを抑えての1位で年間ベストプレーヤーに選出されている。
フローニンゲン担当レポーターのステファン・ブレーケル氏は、1年半前に加入しながらも最初の半年間出場のなかった板倉に対して懐疑的な思いもあったと振り返る。だが今季に入って「良い選手だということがどんどん分かってきた。コミュニケーションが難しい部分がありながらもピッチ上の真のリーダーだった」と称えている。
「シーズンを通して守備が信じられないほど堅固だったのは彼のおかげでもある」とブレーケル氏。昨季まで主力CBだったボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表DFサミル・メミシェビッチが中国へ移籍し、当初は不安の声もあったが、板倉が出てきてからは「誰もメミシェビッチの話をしなくなった」と語った。
板倉はオランダ『VI』による年間平均採点でもチーム1位、リーグ全体で16位の「6.40」と高評価。充実のシーズンを終え、来季はさらなる飛躍が期待できるかもしれない。
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