【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン最終節となる第38節のストラスブール対ロリアン戦が現地時間23日に行われる。ストラスブールの日本代表GK川島永嗣が21日の会見で試合への意気込みや自身の去就についての見通しを語った。
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最終節を前に最下位ディジョンと19位ニームは2部降格が決まったが、入れ替え戦出場となる18位の回避に向けた争いは大混戦。ストラスブールは勝ち点で並ぶロリアンとのホームゲームに引き分ければ自力で残留が決まる。
川島は正守護神であるベルギー代表GKマッツ・セルスの復帰により一旦ベンチに戻っていたが、前節ニース戦では新型コロナウイルス陽性で欠場したセルスの穴を埋めて完封勝利に貢献。最終節も引き続き川島がゴールを守ることが見込まれている。
「状況はみんな分かっています。この試合に本当に集中しなければいけません」と川島は試合に向けてコメント。「こういう状況を作り出したのは自分たちです。何度も(残留争いを)抜け出せるチャンスがありながら逃してしまいました。自分たちの責任なので、ここで勝つしかありません」と試合への意気込みを示した。
川島自身は今季終了後に契約満了を迎えるが、そのことを問われると「個人的な状況は関係ありません」と返答。「僕も含めて契約満了になる選手たちは何人かいますが、日曜日の試合に集中するだけです。団結が大事です」と試合への意識を強調した。
いずれにしても、現役続行への意思は明言している。「良い状態だと感じていますし、プレーを続けたいと思っています。年齢の限界は決めていません」。今年3月には38歳となった川島だが、まだグローブを外すつもりはないようだ。
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