日本サッカー協会(JFA)は20日、28日に行われるカタールワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー代表戦に挑む日本代表メンバーを発表した。様々な事情があり、今回はオール海外組という形になったが、果たしてどのような選手が招集されたのか。今回はDFの近況を紹介する。
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【写真:Getty Images】
吉田麻也(よしだ・まや)
所属クラブ:サンプドリア(イタリア)
20/21リーグ戦成績:31試合出場/1得点2アシスト
代表通算成績:106試合出場/11得点1アシスト
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森保一監督が全幅の信頼を寄せている選手の一人で、今回も当然のことながら日本代表メンバーに名を連ねた。代表キャップ数はすでに100試合を超えており、大舞台での経験値も抜群に豊富。若い選手が多く選出された今回のチームも、リーダーとして引っ張っていくことだろう。
在籍2年目を迎えたサンプドリアでは、レスターを奇跡の優勝に導いた名将クラウディオ・ラニエリ監督の下でコンスタントに出場機会を得ており、第19節パルマ戦では嬉しいセリエA初ゴールもマーク。チームの2018/19シーズン以来となるトップ10入りに貢献するなど、おおむね充実したシーズンを送った。良い状態で日本代表に合流できるのは確かだろう。
空中戦に強く、イタリアでプレーすることで全体的に守備の安定感が増したベテランは、6月に入るとU-24日本代表にオーバーエイジ(OA)として合流することが決まっている。その前にまず、しっかりとミャンマー代表に勝利し、日本代表をW杯・アジア最終予選へと連れて行ってほしいところだ。
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