【写真:Getty Images】
レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマが5年半ぶりにフランス代表に復帰した。この件について、当事者であるマテュー・ヴァルブエナが沈黙を破っている。フランス『RMC』にコメントを残した。
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ベンゼマがしばらく代表から離れていたのは、2015年に発覚した事件が原因だ。当時フランス代表でチームメートだったヴァルブエナを、性行為を映した映像を用いて恐喝した疑いで逮捕された。
この事件でフランス代表から追放されたベンゼマだが、2016年にはこの処分が解除となり、再び招集可能になっている。だが、フランス代表からは声がかからなかった。
それでも今回、ディディエ・デシャン監督は、EURO2020に向けてベンゼマを招集。5年半ぶりの代表復帰が実現した。
ヴァルブエナはこれについて、「彼がフランス代表に多くのことをもたらしたら、それは良いことだ。これは監督が決めたことで、僕は監督が勝者だと考えている。フランス代表がうまくいったら称えられるだろうし、そうじゃなくても非難することはない」と語っている。
ベンゼマ招集にあたってデシャン監督から連絡があったかと問われると「ノー」とヴァルブエナは返答。「僕はディディエに何も望んでいないし、誰からも望んでいない。僕は僕自身で人生をつくり、フィールドで楽しんでいる。それ以外にコメントはないよ」と述べた。
【了】