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世界最高の左サイドバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング11位~15位。監督批判でバルセロナが放出したのは…(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:気づくとゴール前に? フランスの名門育成機関が育てたレフティー

ラファエウ・ゲレイロ2 20/21サッカー選手能力値ランキング
【写真:Getty Images】

DF:ラファエウ・ゲレイロ(ポルトガル代表/ドルトムント)
生年月日:1993年12月22日(27歳)
市場価値:3500万ユーロ(約42億円)
19/20リーグ戦成績:29試合8得点3アシスト

 ニコラ・アネルカやティエリ・アンリ、最近ではキリアン・ムバッペを輩出したのがフランス国立の育成機関であるクレールフォンテーヌ。ポルトガル代表で左サイドバックを務めるラファエウ・ゲレイロはフランス出身で、この育成の名門からフランスのクラブを経てボルシア・ドルトムントへとステップアップした。

 左サイドバックや左ウイングバックが本職だが、中盤でもプレーできる器用さを持っている。トーマス・トゥヘル監督がドルトムントにいたころはインサイドハーフで起用されていた。確かな「テクニック」と左足から「パス」を出す技術はブンデスリーガでも屈指のレベル。鋭い攻め上がりでチャンスを生み出していく攻撃的なスタイルこそがゲレイロの特徴だ。

 優れた戦術理解能力とポジショニングが武器で、気が付くとゴール前に走りこんでパスを受けることがある。「フィジカル」では屈強な選手が揃うブンデスリーガで分が悪いが、そういったインテリジェンスがゲレイロの活躍を支えている。

【了】

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