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世界最高の左サイドバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング11位~15位。監督批判でバルセロナが放出したのは…(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:大一番に強い! ナーゲルスマンの下で覚醒した男

Angelinho
【写真:Getty Images】

DF:アンヘリーニョ(RBライプツィヒ)
生年月日:1997年1月4日(24歳)
市場価値:3500万ユーロ(約42億円)
19/20リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト(マンC)
13試合1得点2アシスト(RBライプツィヒ)

 スペイン出身のアンヘリーニョは16歳でマンチェスター・シティの下部組織へと加わったが、トップチームでは最後までチャンスを得られなかった。スペインのマジョルカやオランダのNACブレダで飛躍のきっかけをつかみ、21歳のときにPSVが完全移籍で獲得する。オランダのトップレベルで左サイドバックとして活躍し、わずか1年後に古巣シティが完全移籍でアンヘリーニョを呼び戻した。しかし、ペップ・グアルディオラ監督の求めるものとはマッチせず、わずか半年でRBライプツィヒへとレンタルされている。

 グアルディオラ監督のスタイルには合わなかったのかもしれないが、ユリアン・ナーゲルスマン監督の下でその才能は遺憾なく発揮されている。切れ味鋭い「ドリブル」や「テクニック」を武器に左サイドを制圧し、チャンスと見るやペナルティエリアにも積極的に飛び込んでいく。時折見せる守備やハイボールへの弱さもあるが、それを補う「テクニック」がある。今季のUEFAチャンピオンズリーグ・マンチェスター・ユナイテッド戦で1得点1アシストを記録したように、大一番での勝負強さも頼もしい。

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