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東京五輪でキャプテンを務めるのは誰に? 森保一監督「A代表のキャプテンが加わりますし…」

text by 編集部 photo by Getty Images

森保一
【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は20日、来月開催予定の国際親善試合に向けたU-24日本代表メンバーを発表した。

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 東京五輪世代の選手たちにとっては、7月に開幕する本大会に向けた最後のサバイバル合宿となる。一方、今回の活動からチームには東京五輪本番を想定してオーバーエイジ枠の3選手が招集されている。

 これまでは1997年以降生まれの選手たちのみで活動してきたところに、初めて1996年以前生まれの選手が加わる。競争のラストスパートとともに、五輪本大会に向けて本格的に「融合」も加速していくはずだ。

 そこで注目されるのは、6月7日のU-24ガーナ代表戦と同12日のジャマイカ代表戦に向けて誰がチームキャプテンを務めるかだ。

 これまで東京五輪世代の代表チームではMF中山雄太がキャプテンを務めてきたが、オーバーエイジ選手としてA代表キャプテンの吉田麻也がメンバー入りしてきた。

 そこで森保監督は「A代表のキャプテンがU-24の活動には加わりますし、まずそこを基本にして考えていきたい」と腕章を吉田に託す意向を明かした。中山には「チームの中心として支える、まとめる役割を与えたい」とも指揮官は述べる。

 森保監督によれば、オーバーエイジ選手は「彼らが安定してリーダーシップをとってくれ、安定して戦うことで、経験の浅い五輪世代の選手たちがより思い切って自分たちのプレーを発揮できるように、貢献してもらえるように」選んだという。そして、今回の活動で加わる3人がそのまま東京五輪本番でもオーバーエイジ枠を使う方向性も示されている。

 吉田にはA代表のみならず東京五輪代表でも「リーダー」としての手腕発揮が期待される。周りを支える酒井宏樹や遠藤航といった他のオーバーエイジ選手たちもリーダーシップやコミュニケーション能力に長けており、森保監督の期待に「安定して」応えてくれそうだ。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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