リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
10位:空中戦も得意な小柄な左SB
【写真:Getty Images】
DF:ニコラス・タグリアフィコ(アルゼンチン代表 / アヤックス)
市場価格:2500万ユーロ(約30億円)
19/20リーグ戦成績:24試合3得点4アシスト
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アヤックスを支えるアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコが左SB部門で10位に入った。複数のスペインメディアはインテルやリーズ・ユナイテッド、アトレティコ・マドリードやマンチェスターの2クラブなどが注目しているとも伝えている。
タグリアフィコは171cmと小柄ではあるが、能力値で83を示している通り空中戦に強い。フィジカルを活かした対人や空中戦の強さは魅力的だ。スピードもあり、DFラインの裏へのボールにも対応できる。全体的に見ても、全て70以上という数値を示し、特別低い能力がない。
母国アルゼンチンのCAバンフィエルドでプロとしてのキャリアをスタートさせたタグリアフィコは、2012年にスペインのレアル・ムルシアにレンタル移籍。シーズン序盤は出場機会が限られていたが、徐々にプレーする場を与えられる。その後バンフィエルドに復帰し、2015年にCAインデペンディエンテに完全移籍となった。
タグリアフィコは2017年にインデペンディエンテのコパ・スダメリカーナ優勝に貢献し、2018年1月にアヤックスへ移籍。同年にロシアで行われたワールドカップに出場。全4試合に出場した。世界レベルの大会も経験し、実力十分のタグリアフィコがビッグクラブで活躍する日はそう遠くはないだろう。