【写真:Getty Images】
現在4年に1回開催されている男女のFIFAワールドカップを、2年に1回の開催とする案について検討することが国際サッカー連盟(FIFA)に正式要請されたようだ。『AP通信』が伝えている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
今週金曜日にリモートで開催されるFIFA年次総会の議題として、ワールドカップ改革案の提案を行ったのはサウジアラビアサッカー連盟。2年に1回の開催とした場合の影響について調査を行うことが要請されたという。
1930年の第1回大会以来、FIFAワールドカップは第二次大戦による中止を除いて4年に1回開催されてきた。だが2年に1回の開催とする案も、20年以上前のゼップ・ブラッターFIFA前会長の時代から提唱され始めたとされている。
2年ごとの開催であれば現在のEUROや五輪の日程とも重なることになり、実現は困難が予想される。過密になる一方の試合日程が選手にもたらす影響はたびたび問題視され、国際プロサッカー選手会(FIFPro)も警鐘を鳴らし続けている。
だがジャンニ・インファンティーノ現FIFA会長はこれまでにもFIFAワールドカップやFIFAクラブワールドカップの出場チーム数を追加するなど、就任以来各大会の拡大を進めてきた。同会長は女子ワールドカップについては2年ごとの開催を検討していると過去に明かしたこともあった。
【了】