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カバーニの37mスーパーゴール、実は無効にすべきだった? 判定が問題視される理由は…

text by 編集部 photo by Getty Images

エディンソン・カバーニ
【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第37節のマンチェスター・ユナイテッド対フラム戦が現地時間18日に行われ、1-1のドローに終わった。この試合ではユナイテッドのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが衝撃的なスーパーゴールを挙げたが、本来認められるべき得点ではなかったのかもしれない。

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 ユナイテッド本拠地オールド・トラフォードにサポーターが戻ってきた一戦で、カバーニは前半15分に先制ゴールを記録。GKダビド・デ・ヘアからの縦パスがMFブルーノ・フェルナンデスの足元を経由してカバーニに通ると、ゴールまで約37メートルの距離からそのままダイレクトでシュート。GKの頭上を越えた鮮やかなループシュートがゴールに突き刺さった。

 しかし、デ・ヘアからのボールを足元でフリックしたかに見えたフェルナンデスは、実際にはボールに触っていなかったと認めている。「正直に言って触った感触はなかった。主審には僕がボールに触ったと言われたけどね。どちらでも構わないよ。誰が決めるか、誰がアシストするかではなくゴールが決まることが何より大事だ」と試合後に英『スカイ・スポーツ』に語った。

 だがフェルナンデスがボールに触っていなかったのであれば、単にデ・ヘアにアシストが付くというだけの話ではない。前線から一旦引いてきたあと縦パスを受けたカバーニは、ボールがフェルナンデスの足元を通過した時点ではオンサイドだったが、デ・ヘアが蹴り出した時点ではオフサイドポジションにいたように見える。

 フラムのスコット・パーカー監督は試合後に、「オフサイドにならなかったのは理解できない。第四審判は、フェルナンデスが触っていなかったなら5ヤード(約4.5m)はオフサイドだったと言っていた」と試合後にコメント。VARがあるにもかかわらず得点が無効とされなかったことに不満を表している。

【了】

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