【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ2部第33節のザンクト・パウリ対ハノーファー戦が現地時間16日に行われ、アウェイのハノーファーが2-1で勝利を収めた。ザンクト・パウリのFW宮市亮は、約11ヶ月ぶりとなる公式戦復帰を果たしている。
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昨季終盤戦に負傷して以来離脱が長引いていた宮市だが、今季ラスト2試合となったところでついに復帰。原口元気と室屋成も先発フル出場したハノーファーとの試合にベンチ入りすると、73分からの交代でピッチに送り出された。
昨季はキャリア最多となるリーグ戦29試合に出場したが、昨年6月5日に行われたボーフム戦に出場したあとラスト4試合を欠場し、今季まで離脱が続いていた。出場無しでシーズンを終えることも懸念されたが、345日ぶりの実戦復帰となった。
しかし、今季ホーム最終戦となったこの試合が宮市にとってザンクト・パウリでの「最後のホームゲーム」となる可能性もあるかもしれない。現地紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』は、今季末で満了となる宮市の契約が延長されない見通しだと伝えている。
欧州でプロデビューを飾り、オランダやイングランドでのプレーも経験した宮市は2015年からザンクト・パウリに在籍。度重なる負傷に苦しみながらもキャリアで最も長い時間を過ごしてきた。来季は新たなクラブを探すことになるのだろうか。
【了】