【写真:Getty Images】
【ヘタフェ 2-1 レバンテ ラ・リーガ第37節】
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ラ・リーガ第37節、ヘタフェ対レバンテが現地時間16日にコリセウム・アルフォンソ・ペレスで行われた。この試合で主役の座に躍り出たのは、ここまで苦しい時間を過ごしていた19歳のレフティーだった。
1部残留を決めるためにも勝利が必要だったヘタフェは、13分という良い時間にカルレス・アレニャが先制点を奪う。しかし30分、ゴンサロ・メレロにゴールネットを揺らされて前半のうちに同点に追いつかれてしまった。
その後ヘタフェはなかなか得点を奪えず、時計の針は80分を回る。この時点で降格圏内18位のエルチェはカディスからリードを奪っており、このままいくとヘタフェは18位との勝ち点差を「2」に縮められることとなっていた。
しかし、そんなチームを75分からピッチに立った久保建英が救った。84分、相手GKのパスミスを拾うと、そのままドリブルで前進。最後はシュートコースを作って左足でニアサイドを射抜いた。まさに完璧な一撃だ。
大仕事を果たした久保は喜びを爆発。ユニフォームを脱ぎ、スタジアムにはいないサポーターに向け背番号5を掲げるセレブレーションも披露した。
このゴールセレブレーションを見て、多くの人はあの選手を思い出したのではないだろうか。そう、リオネル・メッシだ。同選手は2016/17シーズンの第33節レアル・マドリード戦で後半アディショナルタイムに決勝弾をマーク。ユニフォームを脱ぎ、敵地に駆け付けたサポーターに向け堂々と背番号10を誇示したのだ。
今回の久保と当時のメッシのゴールは共通する部分も多い。後半残り少ない時間の中で、決めたのは左足、コースはニア、そして決勝弾だった。また、久保はこのゴールが今季のラ・リーガ初得点で、さらにチームを1部残留へと導くもの。一方のメッシは上記したエル・クラシコでの決勝弾がバルセロナ通算500ゴール目だった。記録の大きさこそかなり違えど、そのキャリアにおいて記憶に残り続けるという意味でも、この二つのゴールはよく似ている。
レバンテ戦でゴールを決めた久保がメッシを意識してセレブレーションをしたか定かではないが、いずれにしても選手本人、クラブ、そしてサポーターの脳裏に刻まれるようなシーンが作り出されたことは確か。19歳の日本代表戦士はこの「結果」を自信に、残り1試合、そして来季以降に繋げてほしいところだ。
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