【写真:Getty Images】
【RBライプツィヒ 1-4 ドルトムント DFBポカール決勝】
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DFBポカール(ドイツカップ)決勝戦、RBライプツィヒ対ドルトムントが現地時間13日にオリンピアシュタディオン・ベルリンで行われた。このビッグマッチにおける主役は、やはりあの男だった。
初タイトルを目指すライプツィヒと4季ぶりの頂点を狙うドルトムントによる一戦が動いたのは開始わずか5分だった。カウンターが発動すると、最後はペナルティーエリア内でジェイドン・サンチョがコントロールショット。ボールはGKペテル・グラーチの手に触れることなくゴール右隅に突き刺さった。
そして28分には、ドルトムントのエースが大仕事を果たす。マルコ・ロイスのパスに抜け出したアーリング・ハーランドが左足で冷静に追加点を奪った。
このゴールはまさに圧巻だった。抜群のスピードでペナルティーエリア内に侵入したハーランドに対し懸命についてきたダヨ・ウパメカノがガツンと身体をぶつけたが、ノルウェー代表FWはビクともせず。むしろ吹き飛んだのはウパメカノの方だった。そして最後は冷静にシュート。その姿はまさに怪物だった。
ドルトムントは前半終了間際にもサンチョがゴールを奪い、3-0とリードを広げる。後半は71分にダニ・オルモに強烈なシュートを浴び1点を返されたが、終盤にハーランドが足を滑らせながらも自身2点目を奪取。結果的に4-1と大勝したドルトムントが、カップを天に掲げることになった。
DFBポカール決勝で得点した初めてのノルウェー人となったハーランドは、これで今季公式戦39試合39得点という成績に。ブンデスリーガでは得点ランキング2位、チャンピオンズリーグ(CL)ではすでにチームが敗退しながらも得点ランキングトップを維持しており、今回のカップ戦決勝でも2ゴールと、凄まじい活躍ぶりである。今季の試合も残りわずかだが、ハーランドは最後の最後までゴールネットを揺らすのか。注目だ。