【アヤックス 3-1 VVVフェンロ　エールディビジ第33節】

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　エールディビジ第33節、アヤックス対VVVフェンロが現地時間13日にヨハン・クライフ・アレーナで行われた。この試合で、20歳の若き才能が見事なゴールを奪っている。

　すでに今季のエールディビジ制覇を決めているアヤックスは、ここで負ければ2部降格という崖っぷちの状況にあったVVVフェンロを前に立ち上がりから攻める。そして10分という早い時間に先制。ペナルティーエリア内でパスが繋がり、最後はデバイン・レンシュが押し込んだ。

　その後は追加点が遠く、54分にケネス・テイラーが一発退場を受け数的不利にもなってしまったアヤックス。それでも、57分にリードを広げることに成功。セバスティアン・ハラーがパワーを活かしゴールネットを揺らした。

　76分にはVVVフェンロに1点を返されるが、ホームチームはその1分後にトドメの一撃。相手を地獄へと突き落したのが、ガーナ代表の至宝モハメド・クドゥスだった。

　ペナルティーエリア手前でボールを受けたクドゥスはDF2人の激しいマークを受けながらもボールを失わず、左方向へドリブル。最後は左足を振り抜き、ニアサイドの狭いシュートコースを射抜いた。VVVフェンロのチームマネージャーを務めるウィム・ヤコブスが思わず顔を手で覆うほど、すごいゴールだった。

　試合はこのまま3-1で終了。アヤックスはこれで9連勝となった。一方、本田圭佑や吉田麻也などこれまで多くの日本人選手が在籍してきたVVVフェンロは、2016/17シーズン以来となる2部リーグ参戦が確定してしまった。

【了】