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右足一閃の強烈な一撃!ナポリFWが攻守に貢献で最高評価…最後の最後に見せた凄いゴールとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

ロレンツォ・インシーニェ
【写真:Getty Images】

【ナポリ 5-1 ウディネーゼ セリエA第36節】

 ナポリに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェが凄いゴールを決めた。

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 セリエA第36節、ナポリ対ウディネーゼが現地時間11日に行われた。ナポリが5-1の勝利を収め、暫定2位に浮上。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)へ望みをつないだ。

 第35節終了時点で勝ち点70の4位に位置していたナポリはCL出場権獲得へ向け勝ち点3を積み上げたいところ。そして、その望み通りゴールラッシュを見せる。

 前半28分、ピオトル・ジエリンスキのゴールでナポリが先制。続く31分にはファビアン・ルイスが追加点を決める。41分にステファノ・オカカのゴールで1点差に詰め寄られるも、後半にイルビング・ロサノ、ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォのゴールで試合を決める。そして、最後の最後にダメ押しゴールを決めたのがインシーニェだった。

 82分、マッテオ・ポリターノが右サイドから中央にドリブルでカットイン。ペナルティエリア外にいたインシーニェにパスを送る。インシーニェはダイレクトでシュートを放つ。強烈なボールはゴール右隅の完璧なコースを突いたが、惜しくもクロスバーを叩いた。

 そして、後半ATにダメ押しゴールが生まれる。右サイドからまたもポリターノがカットイン。そのままシュートを放つが、相手DFがカット。しかし、そのボールをインシーニェが拾い胸トラップ。流れるような動きで右足を振り抜くと、強烈なボールはゴール左下に吸い込まれた。

 インシーニェは予測していたかのように簡単にボールを拾い、胸トラップからシュートまでがスムーズだった。そしてボールを地面につけることなく、右足を一閃。強烈なボールはゴールネットを揺らした。流れるような動きだったが、シュートコースは完璧。ウディネーゼGKフアン・ムッソも横飛びするが、このコースでは為す術がなかった。

 データサイト『WhoScored』による採点でインシーニェは9.3を獲得。断トツの評価でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得した。インシーニェはシュート5本、オンターゲットのシュートは2本といずれも最多を記録。ロングボールは11本を記録し、ルイスの16本に次ぐ2番目の数字だった。だが、凄いのはDF面でも貢献していたことだ。

 インシーニェのトータルタックル数は1回だったが、インターセプトの数は4。これはティエムエ・バカヨコの6回に次ぐ2番目の数字だった。攻撃に積極的に顔を出すだけでなく、DF面でも貢献していたインシーニェのMOM獲得は納得だろう。派手なゴールのみならず、ナポリの攻守を支える。ナポリのCL出場はこの男が鍵を握るかもしれない。


【動画】最後に見せた強烈な一撃!最高評価のナポリFWのゴールがこれだ

参照元:YouTube

【了】

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