アーセナルは、リヨンから現在アトレティコ・マドリードへレンタルされているフランス代表FWムサ・デンベレの獲得に動くことになるかもしれない。英紙『テレグラフ』が11日付で見通しを伝えている。

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　今季プレミアリーグでは現在9位に位置し、来季チャンピオンズリーグ出場を逃すことも確定したアーセナル。ヨーロッパリーグ出場圏への浮上の可能性は残されているが、すでに関心は来季の立て直しへと移りつつあるようだ。

　アレクサンドル・ラカゼットやエディ・エンケティアの去就が不確定と予想されることもあり、補強が噂されるポジションのひとつがFW。24歳のフランス人FWデンベレがその新戦力候補になる可能性があると報じられている。

　デンベレは英2部のフラム、スコットランドのセルティックでの活躍を経てリヨンへ移籍。フランスでも過去2年間連続で公式戦20得点以上を挙げる活躍を見せたが、今年1月にレンタルで加入したアトレティコでは、負傷などによる離脱もあり公式戦わずか6試合の出場にとどまっている。

　アトレティコへのレンタルには移籍金3000万ユーロ（約39億6000万円）前後とみられる金額での完全移籍のオプションが設定されているが、出場できていない現状ではオプションが行使されるかどうかは疑わしい。アトレティコが買い取らないことを決めたとすれば、同額程度の移籍金はアーセナルが獲得する可能性もあると予想されている。

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