【写真:Getty Images】
ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督は、今年夏に開催されるEURO2020に向けてトーマス・ミュラーを代表復帰させることを決めたとみられている。独紙『ビルト』が10日付で伝えた。
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ドイツ代表として通算100試合に出場して38得点を挙げ、2010年ワールドカップでは得点王、2014年大会では優勝に貢献するなど輝かしい代表キャリアを送ってきたミュラー。だがレーヴ監督は2019年3月に、チームの世代交代のためミュラーとDFマッツ・フンメルス、DFジェローム・ボアテングの3人を今後招集しないという“引退勧告”を突きつけた。
それでも、今季ブンデスリーガで11得点19アシストを記録するなどバイエルン・ミュンヘンで活躍を続けるミュラーに代表復帰への待望論は根強い。レーヴ監督も今年3月には、3人の招集について「5月に決断する」と復帰の可能性を示唆していた。
少なくともミュラーについては、EURO2020に向けた代表復帰が確定したとみられている。レーヴ監督はすでにミュラーに電話をかけ、招集を伝えたと独紙は報じた。
EURO2020の選手登録枠が通常の各チーム23名から26名に拡大されたことも後押しとなるかもしれない。ミュラーが代表復帰を果たしたとすれば、2018年11月のオランダ戦(UEFAネーションズリーグ)以来、約2年半ぶりとなる。
【了】