リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
10位:11年ぶりスクデット獲得に貢献!セリエA屈指のCB
【写真:Getty Images】
DF:ミラン・シュクリニアル(インテル / スロバキア代表)
生年月日:1995年2月11日
市場価格:5000万ユーロ(約60億円)
19/20リーグ戦成績:32試合0得点2アシスト
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セリエA屈指のCBであるインテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが10位にランクイン。昨季は終盤戦にパフォーマンスレベルを落とし、ベンチスタートを余儀なくされ、放出候補とも噂れた。だが、主力CBとして20/21シーズンのスクデット獲得に大きく貢献した。
シュクリニアルはセリエAでもトップレベルのCBと言えるだろう。スピードはやや劣るが、守備力91は圧倒的。CB部門で1位のフィルジル・ファン・ダイクに次ぐ2位タイの守備力となっている。また、フィジカルと空中戦の強さを活かした得点力も徐々に上がってきている。
シュクリニアルの良さはそれだけでなく、怪我の少なさも評価できる。2017年にサンプドリアからインテルに加入すると、1年目はリーグ戦全試合にフル出場。今季は新型コロナウイルス陽性により離脱した時期もあったが、インテル加入以降は負傷によって長期離脱したことは一度もない。怪我も少なくコンスタントに試合に出場し、さらにはチームに貢献できる鉄人CBだ。
インテルでスクデットを獲得した後、狙うはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルだ。今後のさらなる飛躍にも注目したい。