【写真:Getty Images】
セルビア1部パルチザン・ベオグラードのミロラド・ブチェリッチ会長が、FW浅野拓磨の退団について、詳細を語った。『アレーナ・スポルト』が伝えている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
浅野はパルチザンからの給与未払いなどを理由に退団を表明。パルチザン側は徹底抗戦の構えで、FIFAに訴えることを表明しており、大きな騒動になっている。
ブチェリッチ社長は「浅野の件は、法廷に委ねることになるだろう。おそらく外国のクラブが加わった詐欺だ。移籍金を支払いたくなかったのだろう」と述べた。
また、問題となっている給与未払いについても詳細を明らかにしている。同社長は「給与の支払いが遅れているというが、2020年10月5日に支払い、11月4日に支払った。次は12月8日。その次が2021年1月12日、2月18日のサラリーも支払われている。3月26日はサラリーに加え、それ以前の未払い分の一部も支払われた。そして、今回の一件がなければ5月5日にも支払われるはずだった」と語った。
パルチザンは浅野をUAEのクラブに放出するつもりだったのではないかとも報じられている。浅野がこれを嫌ったという噂もあるが、「具体的なオファーは届いていない。関心を持つクラブがあっただけだ」と同社長は説明している。
パルチザン側は自分たちに非はないと確信している様子。この問題は長引きそうだ。
【了】