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マンUを離れて大活躍!12試合9得点。驚異の決定力…リンガードのプレースタイルとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェシー・リンガード
【写真:Getty Images】

 今年1月の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドからウェストハムにレンタル移籍となったイングランド代表MFジェシー・リンガードが大活躍中だ。途中加入ながら、リーグ戦12試合で9得点を記録している。ウェストハムで活躍するリンガードはどんなプレースタイルなのか。紹介していきたい。

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 ユナイテッドでの昨季終盤戦で出場機会が減ったリンガードは、今季リーグ戦の序盤は1試合も出場できず。冬の移籍市場でウェストハムへレンタルとなった。ユナイテッドでは構想外となっていたリンガードだが、この移籍が転機となった。

 リンガードはウェストハムでのデビュー戦でいきなり2ゴールを挙げる活躍を見せる。今年2月2日に行われたプレミアリーグ第22節アストン・ヴィラ戦のスタメンに名を連ねると、マイケル・アントニオの浮き球のパスを受け胸トラップから右足でゴールを奪った。さらに、終盤にまたもアントニオとのコンビからゴールを奪う。デビュー戦で2ゴールの活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。

 リンガードはここまでリーグ戦12試合に出場し、9得点4アシストを記録。リーグ戦ではキャリアハイとなっている。ユナイテッドで出番が減った同選手は2019年6月以降、イングランド代表に招集されていなかった。しかし、ウェストハムでの活躍が認められ、今年3月のカタールワールドカップ欧州予選のメンバーに名を連ね、約1年9ヶ月ぶりの同国代表復帰となった。

 主にトップ下でプレーするリンガードはゴールを量産する選手ではないが、豊富な運動量で攻守において献身性を見せる。ユナイテッドではサイドやトップ下で黒子役として攻守を支える働きをする選手だった。だがウェストハムに来ると、その決定力が爆発。ボールがリンガードに集まり、ゴールに近い位置でプレーすると危険な存在になる。ボールを持っていないところでも、豊富な運動量を活かして危険な場所を見つけ出す。そしてその決定力でゴールを奪ってきた。リンガードの活躍はウェストハムが好調である理由の一つである。

 今後の去就も気になるリンガード。レンタルで復活を遂げた28歳MFのさらなる飛躍が楽しみだ。


【動画】マンUを離れて大活躍!リンガードのウェストハムデビュー戦2ゴールがこれだ

参照元:参照方法:YouTubeで見るをクリック

【了】

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