【写真:Getty Images】
【ローマ 3-2 マンチェスター・ユナイテッド EL準決勝2ndレグ】
マンチェスター・ユナイテッドに所属するウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニには”背番号7”の呪いは通用しないようだ。
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クリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードに移籍して以降、マイケル・オーウェンやアントニオ・バレンシア、アンヘル・ディ・マリアやアレクシス・サンチェスなどユナイテッドで背番号7を背負ってきた男たちは苦しんだ。いつしか背番号7は「呪われている」と言われるようになった。
だが、現在ユナイテッドで背番号7を背負うカバーニは、そのジンクスを払拭しつつある。カバーニは先月29日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグ、ホームのローマ戦で2ゴール2アシストの大活躍。6-2の大勝に貢献した。
そして6日に行われた2ndレグでもスタメン入りしたカバーニがまたも圧巻のパフォーマンスを見せた。試合は2-3で敗れたものの、2戦合計5-8でユナイテッドが決勝に進出。カバーニは2ゴールの活躍で決勝進出に貢献した。
先制点を奪ったのはユナイテッドだった。39分、フレッジのスルーパスに抜け出したカバーニが冷静にゴールを決め、ユナイテッドが先制に成功。その後、逆転を許したユナイテッドだったが、68分にまたもカバーニがゴールを決める。
ペナルティエリア手前の左でブルーノ・フェルナンデスがクロスを供給。すると、オフサイドラインギリギリでカバーニが飛び出す。どフリーとなったカバーニは、お手本のようにヘディングシュートを叩きつけゴールを奪った。絶妙なタイミングでの抜け出しからヘディングというカバーニの持ち味が出たプレーだった。
同点としたユナイテッドはアレックス・テレスのオウンゴールで勝ち越しを許し2-3の敗戦も、2戦合計8-5で決勝に進出した。この試合で2ゴールを決めたカバーニは、1stレグのPK奪取も含めると2試合で実に7ゴールに絡んでいる。準々決勝2ndレグのグラナダ戦を含めると、ELでは3試合連続ゴールとなっている。
今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では4試合ノーゴールに終わったカバーニだが、リーグ戦ではここまで22試合8ゴール、ELでは4試合5ゴール。重要な局面や試合でゴールを決めている印象も強い。この男に”背番号7の呪い”というジンクスは通用しないようだ。
【了】