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マンC、最高の補強は…21世紀ベスト移籍5人。チームを変えたカリスマたち

シリーズ:21世紀ベスト移籍5人 text by 編集部 photo by Getty Images

在籍4年で3度目の優勝へ、勝てるチームへと変えた守護神

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【写真:Getty Images】

GK:エデルソン(ブラジル代表)
移籍金:4000万ユーロ(約48億円)
在籍期間:2017年夏~現在
リーグ戦成績:142試合100失点
代表通算成績:11試合6失点

 ペップ・グアルディオラ監督がマンチェスター・シティに来た1年後に、エデルソンはポルトガルのベンフィカから移籍している。サンパウロからベンフィカの下部組織に移り、ローン移籍したリオ・アヴェで台頭。復帰したベンフィカでも正GKを務め、シティへとステップアップしている。6年という長期契約は異例の長さで、その1年後には契約期間をさらに2年延ばしている。

 最終ライン後方の広大なスペースをカバーする能力はグアルディオラ監督が求めていたものだった。1対1の局面で見せるショットストップや判断力にも優れ、ピンチを未然に防いでいた。類まれなる左足のキックは攻撃の起点にもなり、プレミアリーグでは通算2アシストをマークしている。グアルディオラ監督はチームにPK失敗が続いた際に、「私のチームで一番PKがうまいのはエデルソンだ」と言い、そのキックの精度と動じないメンタルを高く評価されている。

 シティはエデルソンが加入したシーズンからプレミアリーグ連覇を達成。今季もこのまま優勝すれば、エデルソンは在籍4年で3度目の優勝を経験することとなる。エデルソン加入後、シティの失点が試合数を上回ったシーズンはない。エデルソンは、攻撃的なスタイルを貫くグアルディオラ監督のチームを勝てる集団へと変えた。

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