4位:セオ・ウォルコット(元イングランド代表)
【写真:Getty Images】
在籍期間:2006年冬~18年冬
クラブ通算成績:398試合108得点
代表通算成績:47試合8得点
数多くの有望株を輩出したサウサンプトンで育ったセオ・ウォルコットは、16歳でトップチームデビューしている。チャンピオンシップ(2部)で戦うチームの主力に定着すると、その約5か月後にアーセナル加入が決まった。抜群のスプリント力が武器のアタッカーだった。
クラブからの期待も大きく、加入4年目にはティエリ・アンリがつけていた背番号14を与えられた。無敗優勝を達成した“インビンシブルズ”のメンバーが次々と退団していく中、積極的に出場機会が与えられた。
しかし、度重なる負傷がウォルコットを苦しめる。12/13シーズンはキャリアハイの14得点10アシストという結果を残したが、14年には左膝の前十字靭帯を断裂。全治6か月の怪我により、夏に控えていたワールドカップ出場を逃している。
16/17シーズンは自身2度目の2ケタ得点を記録したが、翌シーズンは出番を失った。ベンゲル監督は18年4月に退任を発表しているが、ウォルコットはその3か月前にアーセナルを出る決断を下した。エバートンへ完全移籍し、今季は古巣サウサンプトンに期限付き移籍している。