【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)を下し、クラブ史上初の決勝進出を果たした。だが過去の例を振り返ると、初めて決勝に進んだチームがそのまま初優勝を飾るのは容易ではない。
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シティは現地時間4日に行われた準決勝2ndレグでPSGと対戦し、ホームで2-0の勝利を収めて2試合合計4-1で決勝進出。2015/16シーズンの準決勝進出がこれまでの最高成績だったが、ついに初めて決勝の舞台に立つことになる。
シティはCL(前身大会含む)の決勝に進んだ42番目のチーム。一昨年のトッテナム、昨年のPSGに続いて3年連続で初の決勝進出チームが生まれることになった。
だがそのトッテナムとPSGも含めて、CLで初めて決勝に進んだチームはこれまで7チーム連続で準優勝に終わっている。チェルシー(2008年)、アーセナル(2006年)、モナコ(2004年)、レバークーゼン(2002年)、バレンシア(2000年)と、いずれのチームも初の決勝で優勝を飾ることはできなかった。
決勝初進出のチームが優勝を飾ったのは1996/97シーズンのボルシア・ドルトムントが現時点で最後の例。下馬評を覆し、前年王者のユベントスを3-1で破っての優勝だった。1992年のCL創設以降に初の決勝で優勝を飾った唯一の例でもある。
シティと決勝を戦う相手は、最多の13回優勝を誇るレアル・マドリード、あるいは2012年に2度目の決勝で初優勝を飾ったチェルシーのいずれか。決勝初進出チームの7連敗中というジンクスを打破することができるだろうか。
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