川崎フロンターレ
【川崎フロンターレ 3-2 名古屋グランパス J1第12節】
明治安田生命J1リーグ第12節の川崎フロンターレ対名古屋グランパス戦が4日に行われ、ホームの川崎Fが3-2で勝利を収めた。
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4月29日に前倒しで開催された第22節の試合に続いて、首位チームと2位チームによる異例の直接対決2連戦。川崎Fが前回と同じスタメンを選択したのに対し、名古屋は4人を入れ替えて臨んだ。
5日前の試合では序盤から失点を重ねた名古屋だが、今回は良い形で試合に入ることに成功し、川崎Fゴールに迫るチャンスも作り出す。だがそれでも前半31分に先手を取ったのは川崎F。左CKから田中碧の上げたクロスにファーポストでジェジエウが合わせ、叩きつけるヘディングでネットを揺らした。
前半を1点リードで折り返した川崎Fは後半立ち上がりにも追加点。左サイドでボールを受け成瀬竣平を背負った三笘薫が反転から一気に振り切って縦へ突破し、鋭いクロスをゴール前へ送り込んだところに逆サイドから上がっていた山根視来が飛び込んでダイレクトで合わせた。
さらに名古屋は59分、あまりにも痛いミスで致命的な3点目をプレゼントしてしまう。最終ラインで三笘からのプレスを受けた丸山祐市がGKランゲラックへのバックパスを返そうとしたが、前へ出ていたランゲラックの横を抜けたボールがそのままゴールに転がり込んでオウンゴールとなった。
2試合連続の大敗が色濃くなった名古屋だが、今回はここから反撃に転じる。73分には右サイドに抜け出した森下龍矢が中央へ折り返したマイナスのボールに稲垣祥がダイレクトで合わせて1点を返した。稲垣は自身のJ1通算200試合出場を祝うゴールとなった。
さらに83分、相手エリア右側でFKを獲得した名古屋はマテウスが難しい角度から直接ゴールを狙う。GKの頭上を超えたボールが左ポスト内側を叩く絶妙なコースに収まり、1点差にまで詰め寄ることに成功した。
川崎Fにとっては最後まで気の抜けない予想外の展開となったが、それでも3-2のまま逃げ切りに成功。最大のライバルに2連勝を飾った川崎Fが今季無敗を守り、名古屋との勝ち点差を9ポイントに広げている。
【得点者】
31分 1-0 ジェジエウ(川崎F)
50分 2-0 山根視来(川崎F)
59分 3-0 オウンゴール(川崎F)
73分 3-1 稲垣祥(名古屋)
83分 3-2 マテウス(名古屋)
【了】